レビュー:探査機はやぶささん

探査機はやぶささん

1ページごとに4コママンガと解説があって、「はやぶさ」の生い立ちや人生、「はやぶさ」に関わった人たちの凄さがよくわかる。
JAXAの方もほぼ全ページに渡って解説を入れていて本気。それだけ思い入れがあったんだろうなぁ。
非常に良い本。宇宙スゲェって思った。

「はやぶさ」以外の衛星にも簡単に触れられていて、特に「だいち」には興味が沸いた。
地上観測用に打ち上げられ、設計耐用年数、目標耐用年数を超えて動き続けて、2011年の東日本大震災の対応を終えた直後に息を引き取ったというのは、まさに人格が宿っているのではないかと思うようなエピソード。

組織人ならわかる、予算との戦いなんかもあり、JAXAの大変さも伝わってきた。

作中前半に登場していた「ミネルバ」の存在もすごく良かった。
民生品のパーツから構成された探査機が宇宙開発に役立っているという事実には、自分がやっている仕事(ただのシステム開発ですが)も幾ばくか役に立っているのだという実感を与えてくれて勇気づけられた。

日本の研究者の変態性(良い意味)と萌え擬人化があわさり最強に見えるこの本は、本当に良書だと思う。大事にしたい。
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